2001年 活動と周辺の動き

 1月25日  第二回審尋予定が延期される。
 2月11日  突然、馬毛島開発が採石のための重機等を搬入する。
 3月8日  鹿児島地裁にて馬毛島開発の採石事業の差止め仮処分を申請する。債務者は全国から434名となる。
 3月15日  公害等調整委員会が馬毛島を現地視察。この際、馬毛会関係者は馬毛島の市道の通行を妨害される。
 4月10日  鹿児島地裁にて採石工事差し止めを求めた仮処分申請の第一回審尋が開かれる。 
 4月22日  馬毛島の自然を守る会とその弁護士、専門家が馬毛島開発の工事現場を調査
 4月25日  公害等調整委員会の第一回口頭審査が開かれる。
 5月7日  種子島漁協・小組合長会にて立石社長から水路計画(港)への協力依頼がなされる。
 5月10日  鹿児島地裁にて仮処分申請の第二回審尋が開かれる。
 5月15日
〜5月30日
 馬毛島で漁をする漁師の方々に対してアンケートを行う。
 5月29日  塰泊の住民たち(現・元漁師)の共有地を馬毛島開発が部分取得、土地登記簿に変更が記載される。住民2名に50%ずつ登記されていたものが変更後は18%ずつ、馬毛島開発が64%となる。
 6月1日  東京霞が関の公調委で参考人尋問が行われる。
 東京YMCAにて報告会が開かれる。
 6月13日  長野広美市議による西之表市議会一般質問
 6月?日  6月議会へ「馬毛島にあらたな港を作ることに反対する」請願書を提出。継続審議となる。
 6月21日  馬毛島の集中豪雨で採石場から濁流が海に流れ出す。
 6月25日  種子島漁協に汚濁防止協定による現地調査を申し入れる。調査結果は漁業被害なし。ただし報告書無し。
 7月  立石社長、東京から馬毛島へ住民票を移す。
 7月16日  鹿児島県の採石事業認可は合法であるとして、公害等調整委員会、市民らの訴え退ける(南日本新聞)
 9月2日  西之表市観測史上最大の集中豪雨で甚大な被害をもたらす。
 9月4日  西之表市馬毛島特別委員会が、馬毛島の採石場を視察。
 9月6日  9月2日に引き続き集中豪雨で甚大な被害をもたらす。
 9月16日  西之表市にてマゲシカについての勉強会を開催。馬毛会交流会。
 9月17日  鹿児島地裁裁判官による現地検証。馬毛会関係者及び馬毛島開発の双方立会い(差止め仮処分)。
 9月28日  鹿児島県が2年間の採石事業を認可。
 10月6日  葉山会(塰泊住民)が、葉山港及び共有地の現地視察。
 11月14日  葉山会22名が、馬毛島開発の土地売買無効を訴え鹿児島地裁へ提訴。
 12月12日  鹿児島地裁最終審尋(差止め仮処分)。
 12月17日  屋久島で、馬毛島の入会権訴訟等を支援する会結成会が開かれた。
 12月26日  西之表市議会「馬毛島に新たな港をつくることに反対」を採択
 鹿児島県の工事認可取消を求めた行政訴訟の提訴。

馬毛島の自然を守る会・屋久島