屋久島町
西部林道(せいぶりんどう)

永田岬から見た国割岳
   西部林道の周辺は海岸線から尾根付近まで照葉樹林で覆われ、豊かな生態系が残されています。現在西部林道の上側の大部分は林野庁により森林生態系保護地域に指定され、また環境庁により国立公園特別保護区または第一種特別地域に指定され、更に民有地を含む海岸線までがユネスコにより世界自然遺産に登録されています。屋久島で海岸線から世界自然遺産に登録されているのはここだけです。一時は大型観光バスを通すため道路を拡張する計画もありましたが、自然を残そうとする立場からの反対の声が強く、どうにか食い止めることができました。

 西部林道ではヤクシマザルヤクシカなどの動物も数多く見られ、また屋久島に2000本、種子島に60本程しかない絶滅危惧種のヤクタネゴヨウの大木も見られます。


屋久島だより(屋久島の素晴しい自然と私たち家族の紹介)
 
Earthly Company(屋久島エコツアーガイド)