******調査とそれに関る公開シンポジウム****** |
6月21〜22日、ヤッタネ!調査隊隊長手塚賢至さんと林野庁森林総合研究所に就職された金谷整一さんがコメンテーターとなって、広島大学森林衰退研究センターが中心となって取り組む「森林衰退にかかわる大気汚染物質の計測、動態、制御に関する研究」の公開シンポジウムが屋久島で開催されました。 「世界各国において大気汚染物質による森林の衰退被害が顕在化している。大都市や大工業地域に隣接することのない離島においても遠距離にわたって汚染物質が輸送されてきていることが判明しており、屋久島においてもこれらの汚染物質による植生に対する多大な影響が生じている可能性が強い。世界自然遺産に指定されている屋久島はヤクタネゴヨウをはじめとする固有植物の宝庫であり、人間活動による生物相に対する影響について、現状を把握し今後の対策を検討することは重要である。」 という開催趣旨で、今回のシンポジウムでは本プロジェクトの背景、進行状況、そして成果を屋久島現地で幅広く公開しました。 |
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