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服従訓練は、犬がハンドラーの号令に従って行動するために欠かすことが出来ない最も基本的な訓練で、「座れ」、「伏せ」、「立て」、「付け」、「待て」、「来い」等の号令に従わせることです。家庭犬、救助犬、介助犬、猟犬等、その目的によって仕上げるための訓練方法は異なりますが、いずれも人の指示に従うという点では一致していますし、その基本となるのが服従訓練です。
服従訓練は、日常生活においても使役においても非常に重要です。例えば招呼(来い)の訓練が出来ていない犬は、基本的にオフリードにすることが出来ません。どこかに行ったまま、戻って来ない可能性があるからです。
しかし厳格にやり過ぎて、犬が常にハンドラーの顔色を窺いながら行動するようになってしまうのも良くありません。MBdogのような使役犬は、自ら進んで嬉々として作業をし、且つハンドラーが号令を掛ければすぐに従うような状態が理想だからです。
また全ての訓練について言えることですが、訓練が仕上がった後も日常的に繰り返していなければ、徐々に能力は衰えてしまいます。人が車の免許を取得しても、日頃運転していなければペーパードライバーになってしまうのと同様です。 |
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