******雁の健康管理と訓練日誌(2006年)******

 1月2日  (曇)白谷広場→楠川歩道→もののけ姫の森→原生林歩道→白谷広場(香里)。捜索訓練(ヘルパー=お客様1名)。
 1月3日  (曇)平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、倭賢、井藤)。
 1月4日  (曇)平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、井藤)。
 1月5日  (曇)春田で捜索訓練(ヘルパー=香里、井藤)。
 1月6日  (雨)平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、倭賢)。体重約20kg。今日から断餌。
 1月7日  (曇)平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、倭賢、井藤)。
 1月9日  (曇)油性コリホルモン(胎盤性性腺刺激ホルモン)を注射する。体重19.2kg。平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、倭賢、井藤)。森乳サンワールド Super Gold FISH & POTATOを1日200g与える。
 1月10日  (晴)ボタニカルパーク下海岸で捜索訓練(ヘルパー=香里、倭賢、井藤)。
 1月11日  (晴)平野で捜索訓練(ヘルパー=香里、井藤)。
 1月12日〜
   16日
 宮之浦の鉄君と交配する。
 1月12日〜  妊娠していることを考えて、簡単な服従訓練と散歩をするだけに留める。
 1月13日  (雨)餌をアイリス・ヘルシーステップゴールド・ラム&ライス野菜入に切り替え、1日1缶(375g)与える。
 1月16日  (曇)腹が張り、陰部からも水がたくさん出てくる。餌をあまり食べない。アイリス・ヘルシーステップゴールド・ラム&ライス野菜入を1日1/2缶与える。軟便乃至下痢。
 1月18日  (雨)腹の張りと陰部からの水がますますひどくなり全く餌を食べない。水を大量に飲む。夜、嘔吐する。下痢。
 1月19日  (雨)朝、嘔吐する。腹の張りがひどく、餌を食べないので、森乳サンワールド NEW Breeder's Milk100gを450mlの湯に溶いて与える。救助犬仲間から「性腺刺激ホルモン剤の副作用による卵巣過剰刺激症候群ではないか」と教えてもらう。夜、体温39.0℃。軟便乃至下痢。
 1月20日〜  陰部からの水がひどいので、紙おむつを宛がい頻繁に取り替える。軟便乃至下痢が続く。
 1月21日  (雨)朝、嘔吐する。夜、体温40.2℃。
 1月22日  (曇)朝、嘔吐する。昼、体温39.9℃。夜、体温39.7℃。
 1月23日  (晴)朝、体温38.6℃。夜、体温40.2℃。
 1月24日  (晴)朝、体温39.0℃。昼、体温39.0℃。夜、体温39.8℃。Milk100gに加え、ごまさばぶし約15gを噛み砕いたものとヨーグルト約15gを口移しで与える。夕方、下物が大量に出て、夜には腹の張りが幾分治まる。
 1月25日  (晴)朝、体温39.4℃。昼、体温39.8℃。夜、体温39.0℃。Milk100gに加え、炒り卵1個分とごまさばぶしを約20g与える。
 1月26日  (曇)朝、体温40.0℃。昼、体温39.9℃。夜、体温40.4℃。Milk100gに加え、炒り卵1個分とごまさばぶしを約20g与える。
 1月27日  (晴)朝、体温39.0℃。昼、体温39.6℃。夜、体温39.4℃。Milk100gに加え、ごまさばぶし約20gを噛み砕いたものを口移しで与える。また腹が張り始め、陰部から大量に悪臭のする下物が出てくる。
 1月28日  (晴)朝、体温39.0℃。昼、体温38.8℃。夜、体温39.2℃。
 1月29日  (雨)朝、体温38.7℃。夜、体温38.4℃。Milk100gに加え、ごまさばぶし約25gを噛み砕いたものを口移しで与える。
 1月30日  (曇)朝、体温39.3℃。夜、体温39.0℃。Milk100gに加え、炒り卵1個分を与える。ようやく下物が収まってきたのでおむつを外す。便の状態も良くなってきた。体重16.8kg。かなり痩せたが腹は少し張っている。
 1月31日  (曇)朝、体温38.7℃。昼、体温38.4℃。夜、体温39.1℃。Milk100gに加え、炒り卵1個分とごまさばぶしを約10g与える。
 2月1日  (曇)昼、体温39.0℃。Milk100gに加え、玄米飯150g+鶏肉50gを粥にして与える。
 2月2日  (晴)昼、体温38.5℃。Milk100gに加え、ごまさばぶしを約30g与える。
 2月3日  (曇)昼、体温39.8℃。夜、体温39.6℃。また腹がかなり張ってきて苦しそう。Milkは何とか飲むが固形物は食べようとしない。陰部から下物が大量に出てくるのでおむつを宛がう。体重17.1kg。
 2月4日  (晴)朝、体温36.8℃。急に容体が悪化したので獣医に連れて行くが、17時頃、息を引取る。死因は子宮蓄膿症。
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