1998年8月19日
縄文杉付近
  ウラジロマタタビ
<裏白木天蓼>
Actinidia hypoleuca

[マタタビ科マタタビ属]

分布:本州(千葉県以西)、四国、九州(屋久島が南限)
屋久島では標高600〜1300m

開花期:5〜6月
熟果期:10月

 落葉つる性。山地に生える。長さ2.5cm位の楕円形の実が付き、熟すと甘酸っぱくて美味しい。生食のほか、果実酒にしても美味しい。これの近縁種であるキーウィフルーツは、中国揚子江南部、西南部原産の羊桃(ヤン・タオ)=和名シナサルナシ(オニマタタビ) Actinidia chinensis が20世紀初頭ニュージーランドに持ち込まれて改良された果樹で、果実がニュージーランド固有のキーウィ(マオリ語)という飛べない鳥に似ているためこの名が付けられた。

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