1999年8月9日 樋ノ口 |
ツルラン <鶴蘭> Calanthe furcata BATEMAN [ラン科エビネ属] 分布:小笠原諸島、九州南部、屋久島、種子島、奄美大島、沖縄、台湾、中国南部、マレーシア、マリアナ諸島 開花期:10〜11月 暖地性のエビネで一球より数葉を叢生する。比較的明所に生えている株では葉柄は殆どない。前年度の球にも葉を備え、側芽の出易い性質から通常数株が群生し、大きな株になると見事である。花は純白色またはまたは象牙色。唇弁の基部中央に赤色または朱色、時には橙黄色の隆起した丸い襞の塊があって、白い花弁に映えて美しい。丹頂鶴を思わせるところからツルランの名が付けられたのだろう。 |