1998年10月20日 仁王杉付近
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ツガ <栂> Tsuga sieboldii CARR. [マツ科ツガ属] 分布:本州(福島県八溝山以西)、四国、九州(屋久島が南限) 開花期:4月 用途:庭木、建築材(土台、床柱など)、楽器・船舶材、パルプ 常緑高木。屋久島では胸高直径4mを超える大木も見られる。左の写真のものは胸高直径55cm程。樹皮は赤褐色または灰褐色で、不規則に深く裂けて落ちる。葉は長さ7〜25mmの線形で大小混じり、先端は鈍く2叉している。葉裏には白い気孔線が2本ある。果実は長さ2〜3cmの楕円状卵形で初めは緑色、成熟すると光沢のある淡褐色になり、下向きに付く。 |