1999年10月21日
安房樋ノ口
  シロシタサツマニシキ
Erasmia pulchella fritzei JORDAN

[鱗翅目異脈亜目マダラガ科]

分布:屋久島、種子島、沖縄

 開張92mm程の蛾で青緑色の金属的光沢がある。成虫は8月と10月に出現し、昼間風に乗ってひらひらと飛ぶ。捕えると死に真似をし、胸部から悪臭のある黄色の液をぶくぶくと泡状に出す。幼虫はヤマモガシの葉を食べる。本州(和歌山)、四国、九州、中国北部のものは後ばねの白色部が少なく、サツマニシキ subsp. sangaica MOORE という。

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