1999年10月26日 屋久島 |
シロマイタケ <白舞茸> Grifola albicans IMAZEKI [ヒダナシタケ目サルノコシカケ科マイタケ属] 分布:日本特産 料理:キノコ飯、すまし汁、豆腐汁、味噌汁、けんちん汁、煮付、卵とじ、土瓶蒸し、あんかけ、すき焼き、てんぷら、酢の物、しら和え、焼き飯、カレーライス、おろし和え、納豆和えなど 子実体は繰り返し分枝する茎と、扇形〜うちわ形〜半円形またはイチョウ形などの傘の集まりからなり、株の大きさは50cmを越えるものもある。左の写真のものは縦50cm、横30cmほど。弾力のある肉質で、表面はほぼ平滑、初め白色、のちキツネ色を帯びてくる。肉は薄く、白色でやや繊維状の肉質を呈するが、マイタケに比べると腰が弱く、歯切れがやや悪い。味、香りとも温和でよい。傘裏の管孔は薄く、白色、孔口は細小、円形〜不正円形で茎に垂生する。茎は根元の部分が太く、繰り返し不規則に分枝して大きな塊となり、白色または僅かにキツネ色を帯びる。マイタケよりもやや早く、初秋にミズナラ、クリなどの老木の根元に発生する。左の写真のものはイスノキの生木上に発生。 |