幼虫 2000年10月23日 西部林道標高500m |
オオミズアオ Actias artemis aliena BUTLER [鱗翅目異脈亜目ヤママユガ科] 分布:本州、四国、九州、屋久島/北海道、中国、ウスリーに亜種 開張85mm程の大型のガで、♂は後ばねの尾状突起が長い。羽は青白色から黄緑色まであり、横線も消えているものから明瞭なものまでいろいろ。夜、電灯に集まる。幼虫は体長70mm程。胴部各関節は背面中央部で隆起し節間部で細くなっているので、側面より見れば鋸歯状を呈する。頭部はかなり大きく幅約7mm。幼虫の食草はサクラ、ウメ、アンズ、ナシ、リンゴ、カマツカ(以上バラ科)、カエデ(カエデ科)、ザクロ(ザクロ科)、クリ、コナラ(以上ブナ科)、ハンノキ、カバノキ(以上カバノキ科)、アセビ(ツツジ科)などの記録がある。 |