2.5川内原発・緊急企画 2017年2月5日 日曜日
川内原発を即時停止せよ!
錚々たる5人の論客が鹿児島で語ります。
2017年2月5日(日)
開場:午後1:00
開演:午後1:30〜5:30
入場:1000円
会場:鹿児島歴史資料センター黎明館
   鹿児島市城山町7-2 TEL099-222-5100
主催/ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会
   〒892-0873 鹿児島市下田町292-1
   TEL 099-248-5455 FAX 099-248-5457

第1部 14項目安全評価(質疑応答含む105分)
報告者からの
“世界最高レベルの厳しい基準”をパスし再稼働した九州電力川内原発の「安全成績通知表」
危険因子をすくい上げる網の目はいまだに粗く、編み目をすリ抜けるものはけっして少なくない。国会事故調の元メンバが川内原発を細かく点検し、点数を評価する。
田中 三彦(元原子炉容器設計技術者) 後藤 政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)
(休息15分)

第2部 連続講演(質疑応答含む120分)
大地動乱の時代の川内原発
中央構造線の巨大地震が目前に迫っている。鹿児島大惨事が起これば、同時に日本全土が壊滅する。
その責任は誰がとるのか。
広瀬 隆(作家)

福島避難の現実
川内原発の大事故では、大量の住民の避難は不可能であり、重度の被曝を避けられない。それなのになぜ川内原発を運転し続けているのか。
秋山 豊寛(宇宙飛行士)

原発政策における知事権限
新潟には鹿児島同様の技術委員会がある。鹿児島がいかなる問題を討議するべきか。その時、県知事が果たすべき責任と義務とは何か。
矢部 忠夫(新潟県柏崎市議)

第1部 報告者からのメッセージ
田中 三彦(元原子炉容器設計技術者)
後藤 政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)
“世界最高レベルの厳しい基準”をパスし再稼働した九州電力川内原発の「安全成績通知表」
われわれはもう何度聞いたことか。安倍首相が、記者会見で、国会で、テレビで、早口でさらりと言うあの言葉を。「世界最高レベルの厳しい基準で……」。嘘も百回言えば本当になってしまうのか。いま、古い原発がつぎつぎと息を吹き返そうとしている。40年の寿命を全うした老朽化原発までもがゾンビのごとくに蘇りつつある。もう忘れたのだろうか、福島の悲劇を。3.11前の基準と比較すれば「新規制基準」が厳しくなっているのは当然だ。しかし、それはあくまで比較の話。危険因子をすくい上げる網の目はいまだに粗く、編み目をすリ抜けるものはけっして少なくない。なぜそう言えるのか。40年も前の老朽化原発がら、量近──といっても7、8年前に──稼働しはじめた“最新” の原発まで、すべてを救おうという前提でつくられている基準だからだ。だから、この基準を通ったからといって、世界一安全な原発が動き出すという話では少しもない。
たとえば、九州電力・川内原発はどの程度安全と言えるのか。
そこで、われわれ福島原発事故国会事故調査委員会(国会事故調)の「ワーキング・グループ1」の元メンバー(原発メー力ーの元技術者4名、NPO原子力資料情報室スタッフ2名、弁護士1名、元原子炉関係研究者1名)が、現在、川内原発に対する「脅威」と「防護」の関係を計14項目にわたって細かく点検し、点数評価し、川内原発の「安全成績通知表」を作成中であリ、2月5目当日、この集会において、その結果を鹿児島県の皆さまに詳しくご報告・ご説明する。



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