2016年5月25日(鹿児島市城山町 マクロビオティックレストラン作楽)

抱負を語る平良行雄

色とりどりのいのちが菖らすこの地球(ほし)で
いのちが喜ぶ暮らしとは?世界とは?
平和を求める旅の中で、出会った人たちの
暮らしや言葉が紡がれて
ドキュメンタリー映画となった

これはいのちの物語。
祝福(いのり)の海
監督 東条 雅之

今、母なる地球とすべてのいのちとの繋がりを取り戻すために──
3.11以降の生き方のヒントがここにある
祝福(いのり)の海」ちらし表

祝島から福島へ。いのちを生かし合う、未来につづく暮らしや世界──。

STORY
大学時代、貧困問題に関心があった‘僕'。地球の上でみんなが平和に暮らすにはどうすればいいのか──。世界を旅する中で、自分の暮らしが世界の問題と繋がっていると感じた僕は、足元の暮らしから見直そうと、塩づくりをしながら自給的な暮らしを営む一家を訪ねることにした。そこには、海や大地に根ざし、あらゆるものを自分たちの手でつくり出す、生き生きとした暮らしがあった。
同時期に出会った、山口県の瀬戸内海に浮かぷ小さな島「祝島」。豊穣の海の恵みに支えられ、互いに助け合う地域の共同体が残る。その島の対岸には、30年近く前から原発建設計画が進められていた。「海をお金では売れない。」と島の人たちはいう。島に通うようになった僕は、彼らが守ろうとしている、どこかなつかしい暮らしに触れていく──。
2011年3月11日大きな試練に見舞われた日本。
祝島から福島へ。平和を求める旅の中で、様々な出会いを経て見えてきた、いのちを生かし合う、未来につづく暮らしや世界──。

上映後のアンケート
「どの方も希望に満ちた生き方をされていて感動しました。監督も希望を持っているとおっしゃっていて、映画もそのような感じになっていて良かったです。ご住職の対立もしない批判もしないで、できることをされている姿にも心打たれました。この映画を観て、自然も宝、希望を持った人も宝だと感じました。」
「いのちのつながりを感じさせてくれる素晴らしい映画でした。いのちのつながりを感じて、感謝の中で生きていこうと思いました。」
「すんなりと映画が私の中に入ってきました。涙が止まらず、私の中に眠っていた色々な感情が揺さぶられました。涙を拭い、視界がクリアになった時、『さて自分はどう在りたいのか』という問いが見えてきました。自分自身の生命としての声を、今まで見ないふり、聞こえないふりをしていた自分はたった今から居ないことに気付きました。素晴らしいひと時を分かち合えたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。」

監督 東条雅之(とうじょう まさゆき)
1984年大阪生まれ。北海道大学農学部卒業。2007年から7ヶ月半に渡り、アジア・アフリカの10数ヵ国を旅し、世界は「でっかい宝島」であると実感。2009年、自然と共に生きる人たちを巡る中で、山口県の「祝島」に出会う。島の暮らしに感銘を受けると同時に、対岸の原発計画について知り、発信を始める。2011年以降は福島にも通い、2015年、ドキュメンタリー映画「祝福(いのり)の海」を完成させた。
いのちを生かし合える世界を願い、映画を上映する傍ら自然と調和する暮らしを模索しながら実践中。
ブログ「スナメリチャンネル」
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祝福(いのり)の海」ちらし裏



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