2000年11月8日 宮之浦 |
ニオウシメジ <仁王占地> Tricholoma giganteum MASSEE [ハラタケ目キシメジ科キシメジ属] 分布:日本(群馬県以南)、アジア、アフリカ 料理:キノコ飯、すまし汁、豆腐汁、けんちん汁、煮付、卵とじ、土瓶蒸し、あんかけ、すき焼き、てんぷら、つけ焼き、カレーライス、おろし和え、納豆和えなど 極めて大型で、傘の径12〜32cm、はじめまんじゅう形、のち平らに開き中央部がややくぼむ。表面はベージュ乃至象牙色、縁部は内側に巻く。ひだはほぼ湾生し密。柄は長さ12〜47cm、頂部の径1〜3.5cm、下方に向かって太くなり、基部で互いに結合して集団となる。表面は繊維状、傘と同色で中実。肉は白色。肉質はしっかりしていて、大きく成長しても味、歯切れ、舌触りとも良く、和洋中華風、いずれの料理にも合う。写真のものは茎の高さ20cm以上、径8cm(下部)以上あった。 |