2001年6月17日 西部林道川原 |
ムラサキフウセンタケ <紫風船茸> Cortinarius violaceus (FR.) FR. [ハラタケ目フウセンタケ科フウセンタケ属] 分布:日本、欧州、北米など 料理:油煮、バター炒め、てんぷら、けんちん汁、おろし和え。 傘の径5〜12cm位。半球形、丸山形から開いて中高の扁平となる。表面は乾燥質で暗紫色、暗紫色のササクレ状細毛を密生する。肉は厚く青紫色ないし灰紫色。ヒダはやや疎、暗紫色からさび褐色となり茎に直生または上生する。茎は高さ6〜12cm、径1〜2.5cm位、暗紫色で堅く内部は充実し下方は膨らむ。秋季、主に針葉樹林に散生または孤生する。歯切れ、口当たりとも良く、脂肪質の料理に合う。 |