2003年4月23日 トロッコ道迂回路付近 |
ムベ <郁子> Stauntonia hexaphylla DECAISNE. [アケビ科ムベ属] 分布:本州(関東地方南部以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮南部、中国広東、広西省 開花期:5月 用途:庭木、盆栽 薬用:つる性の茎、根を野木瓜(やもっか)という。成分は茎葉にサポニンが含まれ、根には強心配糖体と思われる
stauntonin が知られる。 常緑つる性。暖地の山地に生える。1998年は異常気象のためか10月にも花が咲いた。花弁はなく、弁状に見えるのはがく片である。果実は熟すと紫色になるがアケビの様に裂開しない。中には白くて甘い果肉があり、その中に黒い種子が沢山入っている。果肉は生食し、厚い果皮は牛肉などを詰めて天ぷらなどにして食べる。 |