1999年9月26日 西部林道川原付近 |
ミヤマウズラ <深山鶉> Goodyera schlechtendaliana REICHB. fil. [ラン科] 分布:本州、四国、九州 開花期:8〜9月 山中の林内に生える小さい多年草で、茎は地上を這って長さ12〜25cmとなり、まばらに葉を互生する。葉は狭卵形で、淡い斑紋が入り、長さ2〜4cm、幅1〜2.5cm、先は尖り、基部は丸く、長さ1〜2cmの柄と茎を包む鞘がある。花茎は長くて、2〜3個の包片が付き、花序とともに密に縮れ毛がある。花序は5〜10cmあって、7〜12個の花を一方に向けて開き、花は白色で微かに紅色を帯び、長さ8〜10mm、半開する。和名はその葉の網紋がウズラの斑紋に似ているため。 |