2000年5月15日 トロッコ道迂回路付近 |
マメヅタラン <豆蔦蘭> Bulbophyllum drymoglossum MAXIM. [ラン科] 分布:本州、四国、九州、朝鮮 開花期:5月 山中の樹木や岩上に着生する小型のランで、根茎は細長く這い、まばらに葉と根を付ける。葉はやや肉質で楕円形をなし、長さ7〜13mm、幅5〜10mmほど、深緑色の常緑性で先は丸く柄は無い。花柄は葉の基部から出て長さ10mmほどで細く、頂に1個の花を付ける。花は淡黄色で直径12〜15mm、がく片は広皮針形で尖り、長さ7〜8mm、花弁は著しく小さい。唇弁は広皮針形でがく片より短い。和名はその葉がシダのマメヅタによく似ているため。 |