県と立石建設との覚書
HOPEについて(2000年3月現在) |
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HOPEとは無人宇宙往還機のことです。日本版スペースシャトルです。地元では、すっかり熱が冷めて話がどこかへいった感じです。HOPE試験機の実験場は、南太平洋に浮かぶキリバス共和国のクリスマス島になっており、本機もそのままクリスマス島を利用することになるかもしれません。 このところのロケット打ち上げ失敗が響き、本機の制作は現在凍結中とのことです。今年の夏に試験機の実験をして、その結果をみて計画を立てるようです。 馬毛島をHOPEの基地にすると、漁業補償が莫大になり、財政的な負担が大きすぎるという話を聞きました。種子島で勤務する宇宙開発事業団職員も、馬毛島をHOPEの基地にするのは無理だと言っているようです。 宇宙開発事業も商業化の方向にあり、採算を考えると馬毛島のHOPE基地化は立ち消えになりそうです。鹿児島県や西之表市は、馬毛島をHOPEの基地にすることが難しいことを知っているのではないかと思います。 |