分布：日本各地、朝鮮

開花期：９〜11月

　山中の林地に生える小型の多年草で、全体に多少長い毛を著しく付ける。根茎は細く所々に節があって地を這う。茎は高さ10〜25cmくらいで細く直立し、ときに少し分枝する。和名キッコウハグマは葉が亀甲形で、花が白熊（はぐま＝ヤクの尾の毛で払子にし、また旗、槍、兜などの装飾に用いる）に似ているため。