分布:日本各地、熱帯アジア
開花期:8〜10月 熟果期:10〜11月
薬用:包鞘を付けたままの果実を川穀(せんこく)と呼び、根を川穀根(せんこくこん)と呼ぶ。 ▼川穀は漢方で消炎、利尿、鎮痛、排膿、強壮などとし、筋肉の痙攣、屈伸不利、水腫、脚気、乳腫、化膿、リウマチなどに用いる。▼川穀根は神経痛、関節リウマチ、肩こりなどの鎮痛薬とし、また鎮咳薬、駆虫薬などにもなるという。
水辺や河岸などに自生する高さ1〜1.5m程の多年草。ハトムギによく似ているが雌花穂の包鞘がやや異なり、ハトムギのような縦縞はなく緑色から黒色を経て灰褐色に変る。またジュズダマの包鞘は極めて固く、指で押したくらいでは潰れない。
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