屋久町民報
号外 03.02.14
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母と子、お年寄りの声を町政に

 島外に学ぶ高校生の奨学金は、西之表市の2万3千円が最高
 屋久町民報No.5で、日本共産党の木下しのぶさんが予算要求を行ったと報道しました。その第4項に「島外の高校に就学している生徒に対する奨学金を上屋久町と同額の3万円に引き上げてください。
」とありましたが、12日、町当局より「上屋久町の3万円は事実でない」との指摘を受け、調査した結果、上屋久町は2万円、西之表市が2万3千円、中種子町が1万5千円、南種子町が1万2千円と分りました(西之表市は大学生は3万円)。
 木下しのぶさんがお詫びし、奨学金の要求を削除
 日本共産党屋久町支部木下しのぶさんは、2月12日、再度役場を訪問し、町長に会ってお詫びし、6日の申し入れの第4項を削除することを申し入れました。申し入れは9項目となりました。
1.学童保育所を設置してください。
2.保育施設を拡充し、待機児童のないようにしてください。
3.低所得者の介護保険の利用料を減免してください。
4.一人暮らしのお年寄りのために、1日2回温かい食事を届ける宅配給食制度を実施してください。
5.学校給食に地元産の野菜の使用を増やしてください。
6.国民健康保険料(税)の値下げをしてください。
7.心身障害者(児)対策を強めてください。
8.国民宿舎の跡地に、町民が気軽に利用できる温泉を中心とした施設を1日も早く建設してください。
9.上屋久町との合併については、町民によくわかるように十分な説明を行い、合併するかどうか、町民の合意を形成してください。
 木下しのぶさんは、「不況のおり、高校生をもつ父母の負担の軽減は必要ですので、改めて熊毛地区全体として足並みを揃えて要求していくことにします。」と語りました。

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