| 2006年９月19日 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房 |
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| ［ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属］ 学名：Vespa ducalis pulchra 英名：black-tailed hornet 分布：本州、四国、九州、対馬、南西諸島、台湾、中国、東南アジア、朝鮮半島、ロシア沿海州 |
| 日本本土亜種V. d. pulchra、対馬亜種V. d. esakii（ツシマヒメスズメバチ）は対馬、琉球亜種V. d. loochooensis（リュウキュウヒメスズメバチ）は石垣島、西表島、基亜種V. d. ducalisは中国にそれぞれ分布。 オオスズメバチに次ぐ大型のスズメバチで、体長は24〜37mm。変異が大きいので働き蜂と女王蜂の区別は難しい。他のスズメバチと違い尾端が黒いのが特徴。スズメバチ属の中では攻撃性は弱く、巣も比較的小さく（約100匹）、毒性もそれほど強くない。土中、樹洞、屋根裏等の閉鎖空間に巣を作る。基本的にアシナガバチ類の幼虫、蛹の体液のみを餌とするため、周辺に巣を維持できるだけのアシナガバチが生息していなければならない。 |
