ユリノキ
2014年5月10日 鹿児島県鹿児島市犬迫町 かごしま健康の森公園傍
[モクレン目モクレン科ユリノキ属]
学名:Liriodendron tulipifera 英名:American tulip tree
分布:北アメリカ東部
 別名ハンテンボク、ヤッコダコノキ、グンバイノキ、レンゲボク、チューリップツリー。日本へは明治8〜9年に渡来した。落葉高木で生長が速く、原産地では直径3m、樹高60mに達するものもある。樹皮は若木では平滑だが、成長とともに不規則な裂け目ができて灰黒褐色となる。葉は互生で6〜15cmほど、秋には黄葉し、袢纏や軍配を連想させる形からハンテンボク、ヤッコダコノキ、グンバイノキとも言う。5〜6月にチューリップに似た直径5〜6cmほどの黄緑色の花が上向きに開く。花弁は6枚で基部に橙赤色の斑紋があり、一輪の花で茶匙1杯ほどの豊富な蜜が生産される。上の写真はユリノキの花とその蜜を吸いに訪れたニホンミツバチ。種は一輪の花から約100個ほど実り、楕円形で扁平な翼が付いていて、風により回転しながら飛んで落下する。街路樹、公園樹、建築・器具・楽器・パルプ材等に利用される。
2014年5月10日 鹿児島県鹿児島市犬迫町 かごしま健康の森公園傍

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