ローズマリー
2012年10月19日 鹿児島県鹿児島市中央港新町(マリンポート鹿児島)
[シソ目シソ科マンネンロウ属]
学名:Rosmarinus officinalis 英名:rosemary
分布:地中海沿岸地方
 常緑性低木。生葉、乾燥葉を肉・魚料理の香辛料、ハーブティー、入浴剤等として用い、花も食べられる。薬用として外用はリューマチなどの関節炎、他のハーブと組み合わせて育毛剤等、内用は消化不良等に対して使用される。属名「Rosmarinus」は「海のしずくの意味。様々な品種があり、立性、半立性、匍匐性の3系統がある。花の色は青から紫色の他、白やピンクもある。写真のミツバチはセイヨウミツバチ。

 この写真を撮影した場所は鹿児島湾(錦江湾)を埋め立てて造られた人工島であり、1999年に建設計画をめぐり住民投票が行われ、反対署名数が16万人を超えたにもかかわらず反対を押し切って造られた。錦江湾は類稀な多様性を持つ自然豊かな海であり、その生態系のつながりには陸生生物であるニホンミツバチも深く関わってくる。もちろん人間も然りである。残念ながら、その拡張工事は莫大な借金を鹿児島県民に押し付けながら、現在も続けられている。

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