コンセプト

当会のコンセプトは、「皆様にニホンミツバチを介して身近な自然に親しみ、自然と共に暮らす喜びを感じていただくこと」です。 　明治10年（1877年）、アメリカ経由でヨーロッパからセイヨウミツバチが移入されるまで、日本では平安時代から在来のニホンミツバチが飼育され、養蜂が本格的となる江戸時代には蜂蜜は「百花ノ精」と称され、滋養強壮に珍重されていました。 　ニホンミツバチは日本の気候風土によく適応し、低温でも活発に活動し、病気に強く、性質が穏やかであることが特徴です。そのため、家庭菜園のように個人の趣味として、庭先で気軽に飼育することができます。 　ニホンミツバチを愛でることは、ニホンミツバチが暮らす在来の自然環境を守ることにつながり、ひいては私たちの心身を健全にし、暮らしを豊かにしていくでしょう。そのような形を目指し、当会に少しでもそのお手伝いをさせていただければ幸いです。