1998年4月20日 小花之江河付近 |
アセビ <馬酔木> Pieris japonica D. DON. [ツツジ科アセビ属] 分布:本州(山形県以西)、四国、九州(屋久島が南限) 開花期:3〜5月 用途:庭木、床柱、薪炭 薬用:有毒成分としてジテルペノイドの
asebotoxin-T, -U, -V および grayanotoxin-V
が知られ、ほかに asebotin, aseboquercitrin,
asebopurpurine, taraxerol
などが葉から見出されている。 やや乾燥した山地に自生し、群生することが多い。屋久島ではスギなどに着生しているものもよく見られる。葉は互生し、長さ3〜8cmで厚い。縁には鈍い鋸歯があり両面とも無毛。白い花が多数垂れ下がって咲く。花冠は長さ6〜8mmの壷形で、先は浅く5裂する。 |