1998年8月19日 小瀬田長峯 |
アマクサギ [クマツヅラ科] 分布:九州南部〜沖縄諸島久米島 開花期:7〜9月 落葉低木。全国で普通に見られるクサギに似るが、葉には毛がなく、少し厚くて光沢がある。花もまばらである。屋久島ではクサギは確認されていない。屋久島でクサギと呼ばれているのはアマクサギで、クサギ同様葉に特有の匂いがあるが、塩でもみ、よくゆでて水にさらしてからあえ物や炒めものにする。春から秋口まで若い葉を摘んで食用にする。花は白く芳香がある。果実は黒く熟し、紅紫色のがくとの対比が美しい。 |