2001年6月17日
西部林道川原
  アキノアシナガイグチ
<安芸の脚長猪口>
Boletellus longicollis (CES.) PEGLER et YOUNG

[ハラタケ目オニイグチ科キクバナイグチ属]

分布:日本、マレー半島、ボルネオ、シンガポールなど

 夏から秋、主にシイ林の地上に発生。傘は赤褐色で多くのしわがあり、多量の粘液に覆われる。孔口は淡黄色のち暗オリーブ色で変色性はない。柄は長く、粘液に覆われ傘より淡色で縦条がある。上部に粘性で膜質、白色のつばを持つ。食毒不明。比較的稀。南方系のキノコと見られる。和名は最初に記録された広島の安芸から来たもの。写真のもののサイズは茎の高さ14cm、傘の径7cmであった。

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