1998年8月3日 小瀬田長峯
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ニホンマムシ Agkistrodon blomhoffi blomhoffi [マムシ科] 分布:北海道、本州、四国、九州、佐渡、見島、壱岐、対馬、伊豆大島、八丈島、大隅諸島(屋久島が南限) 毒蛇として恐れられているが、性質は温和で動作ものろく、咬まれることはあまりない。夜行性で昼間はあまり動かず人目につかない。毒は血液毒で咬まれて毒が注入されると非常に痛く、血液を破壊していく。毒牙は管になっていて口を閉じると折りたたまれる。鼻孔と眼の間に深い窩がある。日本の陸生蛇では本種とヒメハブだけが卵胎生。写真の様に色彩変異が見られるが、屋久島には赤っぽいものが多い。 |